インプラント治療を始める前には、医院によって多少異なりますが、いくつか必要な検査やカウンセリングがあります。
■ 1. レントゲンの検査
インプラントを埋め込む顎の骨の量や質、形を診査します。
口の中全体や、部分的な小さいレントゲン撮影、またCT撮影などを行います。
インプラントを予定している部分だけでなく、周囲の歯の状態や、歯周病の状態もチェックします。
■ 2. 口の中の検査

歯ぐきの状態や、咬み合わせの診査をして、インプラントの適切なサイズや埋め込む位置を検討します。
歯を失った原因があるわけですから、インプラント治療に先駆けて虫歯の前処置や咬み合わせ、歯周病治療が必要になる場合があります。
インプラント治療を始める前に必要な治療も治療計画に含める必要が出てきます。
■ 3. 全身状態の確認

高血圧や糖尿病、その他の持病のある方、常用薬のある方などは、事前に申し出てください。
例えば、通常インプラントはそれほど負担の大きな処置ではありませんが、血が出る処置を含みますので、血の固まりにくいお薬を飲んでいる方などは中止していただくこともあります。
※また、アレルギーのある方も、わかる範囲で結構ですので、きちんと申し出てください。
インプラント自身の劣化は生じないと言われています。しかし、それを支える顎の骨や歯ぐきは細菌、温度変化、咬合圧(噛む力)などの影響を受けて絶えず変化 します。したがって、手術が成功しても、その後いろいろな要因が重なって、インプラントが動揺し、抜けるという失敗に終わる可能性もあります。
| インプラントが合わない |
・骨室が柔らかすぎる ・重度の歯槽膿漏 ・全身疾患があるなど |
|
| インプラント体への 負担過重 | ・インプラントの本数が少なすぎるなど | |
| インプラント周囲炎の誘発 | ・インプラント周囲の清掃不良など |
インプラントを安全に使っていただくために
- 歯科医院ではインプラントを含めた口腔内全体の清掃状態・かみ合わせのチェック、クリーニング、ブラッシング指導などを行います。
- きちんとしたメインテナンスを継続することによって、インプラントを長く快適に使っていくことができます。
- お手入れの主役はあくまで患者様ご自身です。日頃からお口の中をきれいに保つように努力していただくことが最も大切です。
■ 1. 手術
- インプラント体の数や難易度により、個人差がありますが、1本につき30分~1時間かかります。
- 術後、3~4日は多少の痛みや腫れる場合があります。
■ 2. 治療期間

- 1.5~4ヶ月の治癒期間を置き、インプラント体と骨が結合する期間を置きます。
- 治癒期間中、入れ歯や他の歯を利用した仮歯を使用することもできます。
■ 3. 歯の作製

- 骨と結合した時点で、実際に噛む力をかけ、型を取って人工の歯を つくります。
- インプラントを埋め込んだときにすぐ歯を作る方法もありますが、骨の状態や症例によって異なりますので、主治医に相談してください。
※インプラント治療が始まってから終わるまでには、多少時間がかかります。かなりの個人差がありますので、相談のもと、綿密な計画を立てて治療に入ります。
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